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最新情報6分で読める公開: 2026-04-22

【東京都】海外映画撮影で最大1,000万円——「フィルムツーリズム」を狙うコーディネート会社の補助金

東京都の海外作品制作支援事業助成金はロケハン100万円・撮影1,000万円と大型。外国法人からの受託が条件の、知る人ぞ知るフィルムツーリズム補助金を解説。5月29日第1回締切。

この記事のポイント

東京都の海外作品制作支援事業助成金はロケハン100万円・撮影1,000万円と大型。外国法人からの受託が条件の、知る人ぞ知るフィルムツーリズム補助金を解説。5月29日第1回締切。

映画撮影現場
海外作品制作支援

対象者が激狭——でも該当するなら超優良補助金

東京都が「海外作品制作支援事業助成金」を公募開始した。ロケハン100万円・撮影1,000万円と金額は大きい。

ただし、対象者は極めて限定される:

  • ロケハン支援: :外国法人から「ロケハンコーディネート業務を受託している団体」
  • 撮影支援: :外国法人と「共同制作または委託受注している団体」

つまりフィルムコミッション系の団体や、海外映画会社と取引のある日本のプロダクション会社向け。該当する事業者は全国でも数十社程度だろう。

だが、該当するなら「狭き門で倍率が低い」=採択されやすい。

狙いは「ロケ誘致によるインバウンド」

東京都がこれに金を出す理由は明快——ハリウッド映画やアジアのドラマで東京が映れば、観光客が来る

韓国ドラマの撮影地になった済州島、『ローマの休日』のローマ、タイの映画誘致政策——成功例は多い。東京都はこれを体系化しようとしている。

ロケハン×撮影の「合わせ技」がお得

注目すべきは、ロケハン助成を活用した場合、撮影支援の補助率が1/2→2/3に上がること。

つまり:

  • ロケハン単独:最大100万円
  • ロケハン→撮影の流れ:最大1,100万円+補助率アップ

段階的に使うことで最大パフォーマンスが出る設計。

ロケハンは「3名・5日・4泊」まで

ロケハン助成は対象範囲が明確:

  • 3名以内
  • 5日間まで
  • 宿泊4泊まで

過剰な渡航費計上はできない設計。海外スタッフ3名を呼んで、東京で5日間のロケ下見をする——これが想定ケース。

期間:ロケハン1年/撮影3年

助成対象期間が長いのも特徴:

  • ロケハン:交付から1年以内
  • 撮影:交付から3年以内

大型映画は企画から撮影まで数年がかり。この期間設定は実務に即している。

対象者でも「申請」のハードルが高い

実務上、申請に必要な書類:

  • 外国法人との受託契約書または共同制作契約書の写し
  • 日本法人としての制作実績の証明(過去作品リスト等)
  • スタッフ・キャストリスト

契約書の英語訳や、外国法人の事業実態確認書類など、通常の補助金にはない書類が必要。書き慣れた専門コンサルがほぼ必須。

制度の基本情報

項目ロケハン支援撮影支援
補助率1/2以内1/2以内(ロケハン活用時2/3)
上限額100万円1,000万円
対象期間1年以内3年以内
第1回締切2026年5月29日2026年5月29日
対象者外国法人からロケハン受託団体外国法人と共同制作等を行う団体

情報ソース

※本記事は2026年4月22日時点の公開情報に基づいています。

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