この記事のポイント
- 東京都がEMS・ERAB(アグリゲーションビジネス)関連設備の導入を支援
- 中小企業は補助率2/3: 、それ以外は1/2
- 上限額は設備種別で最大1億5,000万円
- 申請期間は2026年4月24日〜2027年3月31日と長期
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制度の概要
制度名: 需給最適化に向けたエネルギーマネジメント推進事業
主管機関: 東京都
「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、高度なエネルギーマネジメントの実装を支援する補助金。再生可能エネルギーの基幹化に伴い重要性が増すデマンドレスポンス等の調整力を強化し、電力需給の最適化を推進することが目的。
補助率
| 区分 | 対象 | 補助率 |
|---|---|---|
| EMS・ERAB共通 | 都内中小企業 | 2/3 |
| EMS・ERAB共通 | 都内でのERAB実施 | 2/3 |
| EMS・ERAB共通 | 上記以外(東電管内) | 1/2 |
補助上限額
EMS区分
| 対象設備 | 上限額 |
|---|---|
| システム導入・改修(見える化) | 1,000万円/事業所 |
| システム導入・改修(最適制御) | 5,000万円/事業所 |
ERAB区分
| 対象設備 | 上限額 |
|---|---|
| システムの構築・改修 | 1,250万円/システム |
| 再エネ発電設備の導入 | 7,500万円/所 |
| エネルギー貯留設備の導入 | 1億5,000万円/所 |
| 通信機器の導入 | 50万円/所 |
対象経費
リース契約等の事前の現地調査費・機器設置工事費等が対象。ランニングコストは対象外。
対象者
- 都内に本店または支店を有する事業者
- 東京電力管内での事業実施が原則
- EMS区分では登録アグリゲーターや小売電気事業者も対象
申請期間
2026年4月24日(金)〜 2027年3月31日(水)
申請を検討する事業者へ
この補助金は上限額が非常に大きいのが特徴。蓄電設備の導入に最大1.5億円、EMSの最適制御導入に最大5,000万円と、設備投資の大部分をカバーできる可能性がある。
中小企業であれば補助率が2/3と高く、自己負担は3分の1で済む。工場や事業所のエネルギーコスト削減を検討している企業、再エネ設備の導入を計画している企業は確認する価値がある。
申請期間が2027年3月末までと約1年あるため、じっくり計画を練ってから申請できる。ただし予算上限に達し次第終了の可能性もあるため、検討中の方は早めに動くことを推奨する。
情報ソース
※本記事は2026年4月20日時点の公開情報に基づいています。申請要件等の詳細は公式サイトの公募要領をご確認ください。