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現場の本音7分で読める公開: 2026-04-29

持続化給付金の不正受給から学ぶ——補助金の正しい使い方

持続化給付金の不正受給で1,500件以上の逮捕者を出した教訓。なぜ起きたか、繰り返さないために何を学ぶべきか。

この記事のポイント

持続化給付金の不正受給で1,500件以上の逮捕者を出した教訓。なぜ起きたか、繰り返さないために何を学ぶべきか。

何が起きたのか

2020年のコロナ対策で実施された持続化給付金(最大200万円)。要件確認が緩く、申請も簡単だった結果、組織的な不正受給グループが横行

数字

  • 不正受給の逮捕者: 1,500件以上
  • 返還命令額: 数百億円規模
  • 主な手口: 架空事業の申請、売上の虚偽申告、なりすまし

なぜ起きたか

1. 性善説の制度設計

申請者の自己申告を信用する仕組み。事後チェックが甘かった。

2. オンライン申請の匿名性

対面確認なしで誰でも申請可能。

3. 「みんなやってるから」心理

SNSで「簡単にもらえる」情報が拡散。倫理感が崩壊。

4. 主犯となるブローカーの存在

不正申請を指南する業者が大量発生。手数料目当て。

不正受給のペナルティ

  • 給付金の全額返還
  • 加算金(年3%)+ 延滞金
  • 詐欺罪での刑事告発: (10年以下の懲役)
  • 氏名の公表
  • 今後のあらゆる補助金申請から除外

補助金の正しい使い方

鉄則1: 実態のある事業にしか申請しない

「補助金のために会社を作る」は本末転倒。

鉄則2: コンサルの誘いに乗らない

「不正でも採択される方法」を提案するコンサルとは即縁を切る。

鉄則3: 全ての書類を保管

領収書、契約書、振込明細、写真。5年間は保管義務

鉄則4: 不安な時は事務局に確認

「これは対象経費か」「この処理で問題ないか」と聞ける。隠さない。

TORUQの立場

不正に関わるコンサルは即時除名。事業者にも「これは不正ですよ」と伝える勇気が必要。業界の信頼を守ることが、最終的に事業者を守ることになる

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